桜の木の思い出
2歳半から一緒に生活しているT君は今年小学生になりました。
我が家に来る前から車系が大好きだったので、4歳の誕生日に工事現場で働く車のセットをプレゼントしたところT君はとても気に入ってくれました。ある日友達と一緒に桜が咲いている公園へ遊びに行くことになり、働く車を数個持っていきました。
桜の木の下は落ち葉などが重なりフワフワしていたため子供たちはおもちゃを隠して見つける遊びをしていました。その後帰宅すると持っていったおもちゃが1つ無いことに気づき、数日後に探しに行きましたが、見つかりませんでした。
それからそのおもちゃで遊ぶたびに「一つは桜の公園で無くしたんだよね」と私に話しをするようになりました。その度に申し訳ない気持ちになってしまいます。
何歳まで公園で一緒に遊んでくれるのか分かりませんが、おっちょこちょいなお母さんだけどこれからも公園で一緒に遊ぼうね。
(板橋区・養育家庭)